2026-10-14(水) AIって
旧暦令和8年9月4日、赤口、月齢3.5中潮
昨日の社内のIT関連の会議の中で、AIの影響について、世界中でIT関係の小さな企業が倒産しているらしい。アプリケーションの開発などが誰にでもできてしまうからのようだ。
だけどね。アプリはできるかも知れないけれど、きちんと動作検証を行ってほしい。
今まで何本かAiで簡単なソフトを作らせたけれど、AIって結構間違うし、勘違いもある。
結果がちょっとおかしいことを指摘すると、あぁ間違っていましたとか、条件を○○というようにしていましたとか、まるで人間が凡ミスをしたかのような答えが返ってきます。
そしてほんの短いプログラムでもスレッドがいっぱいになるほど直さないといけないことも。
だからね、AIでできるからと言って、それを使う人がその中身を理解していないのなら、それは間違う可能性があるということ。AIを鵜呑みにした責任は自分が背負わなければならないということ。
とはいえ、こうした問題もやがて改善され、やがてプログラマは職を追われることになる。
だけどこの現象はこれだけでは済まない。
例えば、コンサルの仕事だって、場所などいくつかの情報を与えることで、AIはきっと素晴らしい地形地質概要を書いてくれると思われる。実験してみよう。
AIへの指示
島根県松江市東津田町1349番地付近の丘陵地の地形地質概要を簡潔にまとめて文章にしてください。文体は「である」という論文形式。
島根県松江市東津田町1349番地付近の丘陵地は、宍道湖東部の南岸に発達する低丘陵の一部であり、主に新第三紀中新世の松江層から構成されると考えられる。松江層は砂岩を主体とし、泥岩・凝灰岩・亜炭層などを挟在する地層であり、松江市街地周辺では玄武岩溶岩とともに丘陵を形成する。
地形概要
当該付近は、宍道湖・中海を中心とする低平地(宍道地溝帯)と、その周縁に分布する丘陵地との移行部に位置する。松江市の地形は、日本海側の山地・丘陵、宍道湖・中海低地、および中国山地北縁の山地・丘陵によって特徴づけられ、低平地は宍道地溝帯と呼ばれる構造性地形に対応する。
東津田町周辺の丘陵は、一般に比高数十メートル規模の緩〜中等傾斜の丘であり、松江市内の玄武岩質丘陵では風化に対する抵抗性の差により、玄武岩分布部が周囲より高い急傾斜地をなす例が報告されている。
地質概要
東津田地域には、松江層に属する玄武岩質岩石の露頭が知られ、県道沿いでは「矢田石」と呼ばれる松江層玄武岩の見学露頭が確認されている。このことから、同町付近の丘陵は松江層の砂岩・泥岩類と、これに伴う玄武岩溶岩類によって構成されている可能性が高い。
松江層は約1100万〜1200万年前、中新世中期に形成されたとされ、砂岩・泥岩を主体としつつ玄武岩溶岩や酸性凝灰岩を挟む。松江市周辺の松江層玄武岩類は、茶臼山・上乃木・東光台・津田などの玄武岩として区分され、丘陵部の骨格をなしている。
まとめ
したがって、東津田町1349番地付近の丘陵地は、中新世松江層の砂岩・泥岩類を基盤とし、局所的には玄武岩溶岩が丘陵の起伏や急斜面の形成に寄与していると解釈される。ただし、特定地番の表層地質・風化土の厚さ・斜面安定性を正確に評価するには、現地踏査およびボーリングや土質試験による確認が必要である。
この文章作成には明確な「目的」を与えていない。
だから目的も明確に与えればもっと目的に叶ったものとなるだろう。
こうやって考えると、経験の浅い技術者でも仕事ができてしまうのではないか?
もちろん、AIの作った文章は概要なのでそれではまだ足りないかも知れないが、それでもこの先人間はAIの苦手とする現場作業だけやればよくなりそうだ。
つまり、職を失うのはIT関連だけではない。知的産業全体にその影響が広がるのではないか。
人が受け持つのは肉体労働ということになる。
それさえロボットでできるようになれば人は不要になるかも知れない。
残るは人間の「創造性」だろうか?
でもこれもやがてAIに乗っ取られて、AIの芸術家も誕生するのではないか。
人はすべての面でAIに劣ってしまって文化の終焉を迎えるのではないか。