QGISで断面図を作成する方法

1.準備
・DEMデータ:標高を表すグリッドデータです。グリッドということはいわゆるラスタデータ。geotiff等です。グリッドの格子点に高さが入っていると思ってもらえばよいです。LPデータや地理院の5mメッシュの標高データなどから作成できます。
・CRSの設定:QGISで断面図を描く場合は特に。平面直角座標+高さでないとうまくいかないです。世界測地系の第III系(EPSG:6671)など地域に応じたものをセットします。ただし、読み込むレイヤによってCRSの値が変わることがあります。例えば後から地理院のタイル地図を重ねた場合などです。時々確認しましょう。何より地図を作る上でどういう測地系でどういう座標系なのか、これが最も基本になるところです。
・断面図は上記DEMデータの高さ情報をもとにプラグインを使って作成し、DXFファイルや画像に書き出します。
・プラグイン:Profile tool を使います。



2.断面図出力
・QGISにDEMを読み込み、CRSが正しくなるようにセットします。
・プラグインProfile toolのアイコンが上のほうにあるのでそれをつっついてダイヤログを開きます。
・①QGISのレイヤ窓でDEMのレイヤを選択し、
・②プラグインProfile toolのダイヤログの右の方にあるadd layerボタンを押します。
・③QGISの地図の中でマウスを動かし線を引くとその断面がダイヤログ内に描かれます。
・④描かれた断面図の右下のあたりにあるSave asボタンで保存しますが、そのボタンの左のメニューで保存形式を選択してから行います。


これが最低限の操作です。
SelectionのところがデフォルトでTemporary polylineになっているので、上の地図で線を引けて、断面図になります。
このSelectionにはいくつか選択肢があって、例えばSelected polylineだとあらかじめ地図内に引いたpolylineレイヤの線に沿って断面を作成できます。CADデータを取り込んで、それに沿って断面を描かせるという使い方です。