雨量情報提供サービス

「アメクル」とは

アメクルメール(予測・警報メール配信)+ アメクル雨量計(雨量計設置・データ配信)

土石流など豪雨災害から安全に避難するしくみをつくりました。


「アメクル」紹介動画をYouTubeで公開中


  YouTubeの動画ページはこちらから → YouTube アメクル紹介のページ 

アメクルメール

  • 気象庁の高解像度降水ナウキャストの予測で指定する地点(複数点も可能)を登録し、 50分後の予測雨量を当社サーバーに自動的に取り込みます。 登録された地点の雨量が設定値を越えることが予測される場合、 サーバーに登録されているメンバーのメールアドレス(携帯電話・スマートフォン・パソコンなど) に「お知らせメール」を配信します。

  どのように役立つのでしょうか

  • これからどれぐらい雨が降るのか知るために気象庁の高解像度降水ナウキャストのページを常時監視していなくても、 大雨が降りそうな時に自動的にメールでお知らせします。
  • 近くに複数の土石流危険区域がある場合、複数の地点を登録しておき、 いずれかの地点の予測雨量が設定値を越えた場合にお知らせメールが届くようにすることもできます。

アメクル雨量計

  • 雨量計を設置してその場所の正確な雨量を観測し、10分おきに雨量データを当社サーバーに取り込み、 専用のインターネット画面にグラフ表示して配信します。
  • メンバーは何時でもインターネット画面で現在の正確な雨量(10分間雨量・1時間雨量・降りはじめからの累積雨量) を知ることができます。設定された値を越える雨量が観測された場合、メンバーに「警報メール」を配信します。

  なぜ雨量計の設置が必要なのでしょうか。

  • 近年、局地的な集中豪雨による土砂災害が増加している一方、気象庁のアメダスなど観測点は限られています。
  • ある場所の正確な雨量を知るためにはそこに雨量計を設置して観測する必要があります。
  • また、一般的な1時間雨量データでは短時間の集中的な降雨状況を知ることが出来ず、避難の判断のタイミングが遅れてしまう恐れもあります。
  • アメクルでは降雨量を知りたい場所に雨量計を設置し、10分間隔のデータをインターネット画面で配信し、設定された雨量を越えた場合に携帯電話やスマートフォンに警報メールを配信します。

雨量計の設置例

       

アメクル活用方法


多くの土石流災害現場では10分間雨量で10mm以上の雨(1時間雨量で60mm)以上の雨がある程度続いた場合に土石流が発生しています。土石流の発生前に避難することが大切です。

アメクルの導入と避難行動の例

事前に10分間雨量10mmでお知らせメールと警報メールの配信を設定しておき、メンバーの間で避難の準備や連絡方法、避難経路、避難場所を打ち合わせておきます。

  • ① 気象庁予測によりその地点に強い雨が予測される50分前にお知らせメールが届きます。
  • ② 気象庁の高解像度降水ナウキャスト画面などで雨雲の動きや降雨量を確認します。
  • ② 強い雨が降る前に避難の準備を行っておきます。
  • ③ アメクル雨量計で実際に強い雨が観測された時点で避難を開始します。
  • ④ あらかじめ決められた経路を通り、土石流が発生する前に決められた安全な場所に避難します。


※気象庁の予測が絶対に正確とは限りません。予測より早く強い雨が降る場合もあります。地域の状況によっては早めの避難開始が必要な場合もあります。また、予想されたほど強く降らないこともあり得ます。避難が空振りになったとしても苦情が出ないように、あらかじめメンバーの間で行動の判断基準を明確にして合意を得ておくようにしましょう。


「アメクル」パンフレットはこちらからダウンロード →  雨量情報提供サービス「アメクル」パンフレット

サンプルページ

(株)藤井基礎設計事務所グループではアメクル雨量計を会社敷地に設置して雨量計データを公開しています。

現在の観測ページへ→ここをクリック(雨量情報サンプルページ)
クリックすると、以下のように藤井基礎設計事務所敷地(島根県松江市東津田町)の現在の雨量などが表示されます。

  




<注意事項>

  • ・藤井基礎が提供する雨量情報は参考データであり、雨量予報ではありません。
  • ・50分後の降水強度分布予測は気象庁の予報をそのまま掲載しています。
  • ・雨量計データは、設置した雨量計のデータを表示しており、データの更新間隔は10分です。
  • ・雨量は転倒枡式雨量計で計測するため、雨量計の枡の容量が最低単位となります。(雨量計の枡の容量が0.5mlの場合、0.5mm以上の雨が降らなければカウントされません)
  • ・登録ユーザーには、気象庁の予報に基づき、強い雨が予想される場合にお知らせメールをお送りしています。お知らせメールを受け取った方は、気象庁や各行政機関の提供する情報、ここの雨量計の情報等を参考に判断して行動してください。
  • ・アメクルを防災組織などで住民の避難判断に使用する場合、雨量計に気象庁検定品を使用し、気象庁に設置を届け出ることが義務付けられています。(気象観測法)


「アメクル」の概要


機器構成・運用方法


Ⅰ.標準仕様

 雨量観測+屋内個別無線警報+インターネット雨量情報・警報メール配信


このシステムは、あらかじめインターネット環境のある場所で使用します。

  • ① 雨量計(屋外)と雨量ロガー(屋内)は有線で接続します。
  • ② 雨量ロガーに設定された値を越えた雨量が観測された時、パソコンが警報接点を介して警報送信機に接点出力を出します。
  • ③ 接点が出力された時、警報送信機は無線で携帯警報機や室内警報機に警報信号を送り、動作させます。
  • ④ 雨量ロガーは観測パソコンに定期的(10分おき)にデータを送ります。
  • ⑤ 観測用パソコンは雨量ロガーから10分毎に送られてくるデータをインターネット経由で藤井基礎サーバーに送ります。
  • ⑥ 藤井基礎サーバーは観測用パソコンから送られてきたデータをグラフ化し、その時点から50分後の気象庁の雨量予測データと連携させてWEBページに表示します。
  • ⑦ 藤井基礎サーバーは気象庁の50分後の雨量予測が設定値を越えた場合、登録されたメンバーに注意喚起のメール(通報メール)を配信します。
  • ⑧ 藤井基礎サーバーは雨量計の観測データが設定値を越えた場合、登録されたメンバーに警報メールを配信します。
  • ⑨ 警報メールと同時に屋内の個別警報機(オプション;携帯警報機・小型警報機)で警報をお知らせすることもできます。
  • ⑩ メールを受けた登録者は雨量情報WEBページで雨量を確認し、あらかじめ決められた行動(避難指示・避難など)を行います。



Ⅱ.無線仕様


 無線式雨量観測+屋外警報+個別警報+インターネット雨量情報・警報メール配信

雨量計の設置場所からデータを収集する場所まで有線接続が困難な場合や、インターネット環境の無い場合は無線と携帯電話回線によってデータを送ることもできます。この場合、観測地点(河川上流など)からデータ収集地点(下流の事務所など)まで当社の無線式監視システム「ZBのび太」でデータを送り、データ収集地点から携帯電話回線を利用してインターネットに接続します。


データ通信で携帯電話回線を使用してインターネットに接続する場合、その地域が携帯電話サービスのエリア内にあることが条件となります。
データ通信機の種類はNTTやKDDIなどの製品から、その場所の電波状況などに応じて選択します。


お問い合わせは(有)シンク・フジイ または(株)藤井基礎設計事務所まで
Tel:0852-23-8454
 Fax:0852-25-2248
E-mail:think@fujii-kiso.co.jp