地すべりやがけ崩れの予兆をとらえるには、それが起こりそうな場所に伸縮計や雨量計、歪計などの計測器を設置して
地盤の状態を監視し続ける必要があります。従来は観測者が定期的に計測器の設置現場に記録を見に行かねばなりませんでした。災害が予想
される現場に行くわけですから、当然、大きな危険を伴い、また、複数の現場に何度も足を運べば人件費もかさみます。
そこで私たちは、危険な場所に設置された計測器のデータを無線で安全な場所まで送り、そこでデータを収集し、必要な警報を発令する
システムを考えました。また、その観測データはインターネットを介して携帯電話や登録されたパソコンに送ることが可能で、複数の観測地点
のデータを離れた場所で安全に、しかも低コストで分析することができます。
2011年1月21日 DCのび太安全管理システムが
「しまね・ハツ・建設ブランド」
に登録されました。
DCのび太安全警報システム(地盤監視警報システム)登録№ A-1005
島根県では、民間等により開発、施工又は製造される新技術・新工法の活用機会の拡大を図るため、県内開発新技術活用支援「しまね・ハツ・建設ブランド」登録制度が実施されています。この制度は、県内の建設業者及び建設関連業者が開発、施工又は製造する新技術を募集し、「公共工事に活用できる技術であるか」について評価を行った上で、「しまね・ハツ・建設ブランド」として登録を行い、県が発注する公共工事等において、活用機会の拡大が図られるよう、積極的に技術情報の提供を行うものです。

土砂災害の災害復旧工事現場や新たに斜面を掘削した道路工事現場などでは、地すべりやがけ崩れなど斜面崩壊の予兆に気付かず、 調査や測量、工事の作業員が事故に遭うことがあります。
昔は調査や工事の間、危険箇所を見張る監視員がいて、地すべりやがけ崩れの予兆(細かな落石など)に気付いた場合、拡声器などで作業員に知らせて退避させていました。
しかし、地すべりやがけ崩れの予兆に気付くようになるには経験を積む必要があります。また、人間の目では数ミリ単位の地面の動きまでは分かりません。
最近では人間の目ではなく伸縮計や歪計、水位計や雨量計などのセンサー(計測器)によって地盤の状態を精度良く客観的に測定するようになりました。
センサーを設置して地盤の状態を測定するようにはなりましたが、
多くの現場では監視員が定期的にセンサーの設置場所に出向いてデータを確認しています。
災害が予想される場所なので大きな危険が伴い、また、詳しく調べようとするほど何度も足を運ぶことになり、
危険も増します。
そこで、私たちは危険な場所に設置されたセンサーのデータを無線で安全な場所まで送り、
そこでデータを収集し、必要な場合には警報を発令するシステムを考えました。
観測データはインターネットを介して携帯電話や登録されたパソコンに送ることも可能で、複数の観測地点の様子を離れた場所で安全に監視することができ、
危険が生じた場合、複数の相手に同時に警報を発することができます。
また、センサーによる計測の目的は場合によって様々です。
災害現場のように大きな危険が予想され、リアルタイムで地盤を測定し、
動きがあれば即時警報を発令するような場合から、
土木工事が他の環境に影響を与えないことを確認するためというような危険度や緊急度が低い場合まで
全く同じシステムを用いるというのは合理的ではありません。
のび太は現場の危険度や緊急度、予算などに応じて必要なシステムを選択できます。また、その後の状況に応じて拡張、または、縮小することもできます。
危険な場所から離れてデータ収集が行えるため、豪雨時、豪雨後においても安全が確保できます。
リアルタイムにデータの収集と共有化が行えるため、緊急の際、即時対応が可能です。
斜面の上まで行く必要がないため、時間と人件費を節約できます。複数のデータをまとめて送受信できるので、設置台数が多ければよりコスト ダウンにつながります。
収集したデータはパソコンに取り込んでグラフ化などの処理を簡単に行うことができます。
データロガー本体に4MBのメモリ搭載していますので、最大100万件のサンプリングデータを記録、保持できます。
現場の危険度と予算に合わせてシステムをの選択や拡張が可能です。
レベルに応じた安全管理の例 管理レベルの説明
計測器とロガーから自動的に直接警報発信
計測器のデータから現場が危険と判断された場合、パトランプやサイレン、音声通報装置などによって警報を発します。
DCのび太は、新潟中越地震でも導入されました。
伸縮計、雨量計、水位計、傾斜計など各種センサーが利用できます(使用できるセンサーについては、必ずご確認ください)
多チャンネルの歪計(MAX60ch)対応のSW-BOXもリリース!(オプション)
中継器(オプション)も加わり更にパワーアップ!

パイプ歪計(MAX60Ch)用スイッチボックス(SWBOX)
左は30chで増設可能なタイプ
(このswboxをマルチロガーにつなぎ右の30ch用を繋げばMAX60ch観測が可能)
右は、30chタイプ(このタイプに増設はできません)
DCのび太は、マルヤス工業さん、測商技研北陸さんとの共同開発商品です。
実績をご覧ください

お問い合わせは(有)シンク・フジイまで
Tel:0852-23-8454 Fax:0852-25-2248
E-mail:think@fujii-kiso.co.jp