はじめに
基礎設計室では、地盤に関連することを幅広く扱っております。
地盤は実は非常に複雑で、その挙動を的確に予測することは非常に困難です。
私達の仕事は、土・岩盤・地下水に関するあらゆる問題を解決することであり、道路、河川、鉄道、宅地など様々な分野を対象としております。
建物、工事、井戸などに関する問題などありましたら気軽に御相談下さい。
メールでのお問い合わせは、お問い合わせボタンをご使用下さい。
業務紹介
地すべり・急傾斜地・土石流対策
- 地すべり地の抽出
- 地すべり地の安定度解析
- 対策工法の設計検討
- 急傾斜地の安定度解析
- 対策工法の設計
- 土石流危険区域の調査
- 砂防施設の設計
写真-1 地すべり被災状況(UAVにより撮影)
- 写真-2 災害復旧対策工事の状況(UAVにより撮影)
- 写真-3 急傾斜地対策工
構造物・盛土・軟弱地盤対策
- 盛土すべり検討(斜面)
- 盛土沈下検討(軟弱地盤)
- 液状化検討
- 特殊盛土工検討
- 地盤改良工法の検討
- 施工時の動態観測
- 写真-4 EPS擁壁工全景
- 写真-5 ポラメッシュ(手前)と鉄筋挿入工(奥)施工時
- 写真-6 EPS工施工時
落石・岩盤崩壊対策
山の斜面には落下しやすい危険な石が潜んでいる事が多くあります。
落石は突発的に発生し、道路交通に傷害を及ぼしたり人命を脅かすこともあります。
落石対策では、落石源を調査し、安定性を確認した上で適切な対策を検討します。
- 落石源調査・点検
- 落石危険度判定
- 対策工法の設計
- 落石防護工設計(落石防護柵など)
- 落石予防工設計(ワイヤーネット被覆工など)
- 構造物による落石対策設計
- 写真-7 高エネルギーフェンス工
- 写真-8 ワイヤーネット被覆工
- 写真-9 リングネット工による土砂捕捉
GIS(地理情報システム)の構築
当社では、G-cubeを用いたGISの構築を実施します。
利用目的に合わせて基本から構築するため、よりニーズに合ったシステムを提供します。
その他の特色
Rubyプログラムを利用した業務支援
当社では、業界でも早期から地すべり等の自動観測に取り組んでいます。
C言語やRubyを使用した独自のシステムを使い、信頼性と安定性の高い観測を行い、顧客のニーズに応えています。

図-1 Rubyを使った観測システムの一例(振動観測)
模型実験による普及活動
当社の社長を中心に行っている土木模型実験。基礎設計室でもその実験や開発に関わっています。
最近のデジタル機器を使わず、アナログな模型で現象を伝えることはみる人の理解をより深めることにつながります。
- 写真-11 模型実験による土木の普及活動
- 写真-12 模型実験による土木の普及活動
基礎設計室でも地質解析
基礎設計室は設計だけの部署ではありません。
地質専門の担当者もいます。
より設計に近いところで地質の要素を考慮することはとても大切なことだからです。
UAVの活用
基礎設計室にも小型UAVが一機あって、落石調査や災害現場での写真撮影、ビデオ撮影に活用しています。
素早い対応ができるように準備しています。
- 写真-13 基礎設計室のUAV
- 写真-14 UAVで撮影した写真の例

写真-15 UAVで撮影した写真の例